防犯性の高い電動シャッターの実現に向けてセキュリティ検証を実施

物語性のある窓のテレビCMが印象的な、窓やドアなどの住宅設備建材メーカーのYKK AP株式会社。今回はIoT技術を取り入れた電動シャッターのペネトレーションテストをご依頼いただきました。当社を選定いただいた理由やサービスを受けたご感想を機能部品開発部のご担当者様にお話を伺いました。

IoT化や高機能化に伴いセキュリティ対策が求められるように

電動シャッター自体は10年以上前からご提供していました。昨今機密情報の漏えいやシステムの不正利用などサイバー攻撃に関するニュースを目にする機会が多く、今回電動シャッターのリニューアルするにあたりリリース前にセキュリティ面でも品質に問題ないか確認したいと思いました。

GMOサイバーセキュリティbyイエラエさんにお願いした理由は社内でサイバーセキュリティに詳しい者から「この会社がいいよ」と勧められ、調査いただける内容を確認したところハードウェアの観点からも見ていただけるとのことだったので期待できるなと思いました。

また当社の別の製品に対し脆弱性診断を実施いただいたことがあり、その時の報告書の内容が良かったので、貴社であれば今回の電動シャッターでも良い調査をしていただけるのではと思いお願いをしました。

IoTペネトレーションテストを受けてみて良かったところ

良かったところは3点あります。一つ目は自分たちが懸念していた観点に加えて、それ以外の観点からも懸念事項を 抽出いただけたところです。当初不正利用という観点で対象ポートから不正にシャッターを開閉させたり、開閉状態や開閉履歴を取得できたりしないかという点を気にしていたのですが、加えて使用の妨害といった観点からも調査していただき、想定以上の品質確認ができました。
二つ目は、ペネトレーションテスト開始から報告書提出まで3週間と迅速にご対応頂けたところです。
三つ目は、ペネトレーションテスト結果の報告会で質問に丁寧にご回答いただけたことと、その時に質問した内容を別途報告書に追記頂きたいという要望に対してもご対応頂けたことです。
GMOサイバーセキュリティbyイエラエさんのサービスに大変満足しています。

今後、YKK AP商品全体のセキュリティを向上させていきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いします。