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元インターポール サイバー犯罪捜査官の福森⼤喜氏がGMOサイバーセキュリティ byイエラエに参画

2024.07.01
プレスリリース

 GMOインターネットグループでサイバー攻撃対策事業を展開するGMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社(代表取締役CEO:牧田 誠 以下、GMOサイバーセキュリティ byイエラエ)は、インターポール (国際刑事警察機構)でサイバー犯罪捜査部⾨の設⽴とメンバーの指導経験がある福森⼤喜(ふくもり・だいき)氏を2024年7月1日(月)付けで迎え入れました。
 GMOサイバーセキュリティ byイエラエは、福森氏の知見・経験をいかし、サイバー犯罪等デジタル・フォレンジック分野における調査部門の更なる体制強化と、セキュリティ・オペレーション・センター(SOC)におけるサイバー攻撃の検知に関する研究開発を促進していきます。

【サイバー犯罪捜査のエキスパート 世界を舞台に活躍】

■福森⼤喜 氏(ふくもり・だいき)

 2002年に国内大手セキュリティ企業に入社後、不正検知システムの開発からインシデントレスポンスチーム(※1)、Webアプリケーションのセキュリティ検査など様々な業務に従事し、2006年にはサイバーセキュリティ企業の立ち上げに携わると共に最⾼技術責任者 (CTO) を務めました。
 世界最高峰のハッキングコンテストである「DEF CON CTF」の決勝戦に2009年から5年連続出場した後、2014年にインターポールサイバー犯罪捜査部門に民間からの出向者として世界で初めて登用されました。自身もサイバー犯罪捜査を行う傍らインターポールに加盟する196の国と地域 (※2) のサイバー犯罪捜査官の技術的指導にあたりました。また、2016年、2021年には韓国のセキュリティ技術者エリート養成所BoB(Best of the Best)の特別講師も務めるなど、日本を代表するセキュリティエンジニア、ホワイトハッカーとして世界を舞台に活躍しています。

(※1)セキュリティインシデントが発生した際に対応にあたるチームのこと。
(※2) 2024年3月現在。警視庁公式サイト( https://www.npa.go.jp/bureau/sosikihanzai/kokusaisousa.html )より

【「守り」のセキュリティサービスの発展に期待】

 福森氏は、今後はシンガポールを拠点としてインターポールとも連携しながら、GMOサイバーセキュリティ byイエラエにおいて、これまでのサイバー犯罪捜査官などの経験や積み上げた技術的知見やノウハウを活用し、企業・組織のセキュリティインシデント対応支援やデジタル・フォレンジック調査、サイバー捜査官などを対象とした公的機関へのセキュリティトレーニングなどの教育、SOCサービスにおけるサイバー攻撃の検知・防御力向上のための研究開発などに参画する予定です。また、GMOインターネットグループ全体のセキュリティ強化、サービスの海外展開も進める予定です。 GMOサイバーセキュリティ byイエラエは以前より高評価をいただいている攻撃者目線のセキュリティ(オフェンシブ・セキュリティ)の知見と技術をサイバー防衛分野にも活用すると共に、サイバー防衛において高い専門性を持つエンジニアによる高品質なサイバーセキュリティ防衛サービスをお客様にご提供するため、今後も優秀なセキュリティのエキスパートを積極的に採用し技術研究と開発を続けてまいります。

■SOCサービス:https://gmo-cybersecurity.com/service/soc/
■デジタルフォレンジック・ インシデントレスポンス支援:https://gmo-cybersecurity.com/service/incident/forensics/
■法人のお客様向け事故調査に関する緊急窓口
TEL:0120-362-360(24時間365日受付)
フォーム:https://gmo-cybersecurity.com/contact/biz/

【セキュリティ・オペレーション・センター(SOC)とは】

 セキュリティ・オペレーション・センター、SOCソックとは「Security Operation Center」の略称で、ネットワーク機器やセキュリティ製品を24時間365日監視し、サイバーセキュリティにおける脅威の検出/検知、ログ分析を行う組織のことです。サイバー攻撃やその可能性がある脅威が検知された場合、攻撃の遮断や対策がSOCの対象となる場合もあります。
 GMOサイバーセキュリティ byイエラエでは、サイバー攻撃の防御・分析拠点として、「GMOイエラエSOC 用賀」を2024年1月より稼働させています。エンジニアが常駐し活用する「第一SOC」と、お客様への集中的なサイバー攻撃などの緊急時に、エンジニアが一同に会して防御・分析を行う「第二SOC」の2つで構成されています。

【デジタル・フォレンジックとは】

 サイバー攻撃被害を受けた場合に、原因や犯人の特定などを目的として、デジタルデータを扱うPCやサーバ、クラウド、オンプレミスのネットワーク機器、携帯電話、USBメモリやSDカードなどの記憶媒体を対象に調査を行い、サイバー犯罪や被害に関連する証拠を収集することです。フォレンジックとは「法的に有効な」という意味を持ち、IT分野では主にコンピュータ犯罪におけるデジタルデバイスに記録された情報の回収と分析調査を行うことを指します。デジタル・フォレンジックは「デジタル鑑識」とも呼ばれ、警察でも行われている正式な捜査手法です。

参考:特定非営利活動法人デジタル・フォレンジック研究会(https://digitalforensic.jp/home/what-df/

【GMOサイバーセキュリティ byイエラエについて】

 GMOサイバーセキュリティ byイエラエは、国内最大規模のホワイトハッカーで組織されたサイバーセキュリティのプロフェッショナルカンパニーです。GMOサイバーセキュリティ byイエラエは、「世界一のホワイトハッカーの技術力を身近に」を目指して、各種脆弱性診断、ペネトレーションテスト、セキュリティコンサルタント、SOCサービス、フォレンジック調査まで包括的にサイバーセキュリティ対策サービスをご提供します。

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