当社エンジニアの金子 孟司が発見した攻撃手法「Cross-Site ETag Length Leak」が「Top 10 Web Hacking Techniques of 2025」の第6位に選出されました。
【「Top 10 Web Hacking Techniques of 2025」とは】
「Top 10 Web Hacking Techniques of 2025」は、Webセキュリティ分野で広く利用される診断ツール「Burp Suite」を提供するPortSwigger社の研究部門が毎年公表する、前年に公開されたWebセキュリティ研究の中から革新性が高いと評価された技術・研究を選出するランキング企画です。
2025年版では世界中のコミュニティから63件の研究が候補として推薦され、コミュニティによる投票と専門家パネルによる審査を経て上位10件が決定されました。
(参考)https://portswigger.net/research/top-10-web-hacking-techniques-of-2025
【攻撃手法「Cross-Site ETag Length Leak」について】
当該の攻撃手法は、Webブラウザがページの表示を高速化するために使うキャッシュの仕組み(ETag)に着目し、ETagの「長さ」の違いが外部サイトから観測可能な手がかり(サイドチャネル)になり得ることを示した手法です。 これによって本来ページ内容を取得できない外部サイトからでも、特定の攻撃条件が揃うと、結果としてページ内の情報を一部リークできる可能性があります。これは「XS-Leak」と呼ばれる攻撃テクニックの新しい手法であり、ブラウザの細かい挙動やサーバサイドアプリケーションの特性を組み合わせることで攻撃手法として確立しました。詳細は解説記事(外部サイト)をご覧ください。