"ハッカーの祭典" DEFCON 26 現地レポート-その1-
広報の馬場です。
今、アメリカ・ラスベガスで開催されている「DEFCON 26」に来ています。
今回の目的は、「DEFCON 26」のメインのイベントと言っても過言ではないDEFCON CTFにイエラエセキュリティのエンジニアが出場しているため、その様子を見学しに来ました。
今回は、「DEFCON 26」とDEFCON CTF初日の様子をご紹介します。
DEFCONについて
ラスベガスで毎年開催されている情報セキュリティ関する世界最大級の国際会議です。
ハッカーやセキュリティー専門家、研究者、政府関係者など、昨年は23,000人以上の方が参加しています。ハッキング技術に関する講演やイベントをはじめ、ハッキングに関係した競技大会が有名なことから「ハッカーの祭典」とも呼ばれているそうです。今年は、8月9日から12日まで開催されています。
「DEFCON 26」会場エントランス
「DEFCON 26」のバッジ。この他にスピーカーやコンテスト主催者など7種類がある。
DEFCON創設者のJeff Mossによるオープニングスピーチ
DEFCON CTFについて
世界中の腕に覚えのあるハッカーが集まる世界最高峰のハッキングコンテストで、同イベント内で開催されています。
制限時間内に問題を解いて得点を競う「クイズ形式」と、各チームに主催者からサーバーが提供されその脆弱性を見つけて修正しながら、他チームのサーバーの脆弱性を見つけて攻撃する「攻防戦形式」があります。
参加者には、セキュリティの知識だけでなく、ネットワークやプログラミングなど、幅広い知識と技術力が問われます。
DEFCON CTFに出場するためには、まず予選に勝ち残らなければ本戦へは出場できません。今回、イエラエセキュリティのエンジニアが参加するチーム「binja」は、世界各国から500以上のチームが参加する予選に見事勝ち残り、本戦出場を果たしました!
イエラエセキュリティのエンジニアが参加するチーム「binja」
会場に置いてあるステッカー。自由にもらえます。
DEFCON CTF初日のscoreboard
その後のDEF CON CTFの様子については、また後ほどブログにアップ致します。
そのほかにも、「DEFCON 26」ではvillageと呼ばれるイベントが開催されています。この中でcar hacking villageとICS villageにイエラエセキュリティのエンジニアが参戦予定のため、こちらも改めてご紹介致します!
※続きはこちら
・“ハッカーの祭典”DEFCON 26 レポート -その2-
・“ハッカーの祭典”DEFCON 26 〜DEFCON CTF参加者インタビュー〜